営業日の数え方(○営業日後の日付と、土日祝日を除く日数)
支払期日・営業日 計算ツールを開く締め日から支払期日を求め、営業日や日付の加減算を行います。
発送は3営業日以内、振込は5営業日後、といった期限は、土日や祝日を飛ばして数えます。カレンダーを指で数えると、祝日や年末年始を見落としたり、当日を数えてしまったりしがちです。
この記事では、営業日の基本的な数え方と、祝日が続く月や年末年始をまたぐときの計算例を説明します。Excelで計算するときのWORKDAY関数・NETWORKDAYS関数の使い方と、つまずきやすい点も整理します。
営業日は土日・祝日・会社の休みを除いた日
営業日は、会社やお店が営業している日のことです。決まった定義は法律にないので、取引先と同じ前提で数えることが大切です。一般的には、次の日を除きます。
- 土曜日と日曜日
- 国民の祝日と振替休日
- 年末年始などの会社の休業日
土曜も営業する会社や、祝日は休まない会社では、数え方が変わります。期限を伝えるときは、土日祝日を除く、のように前提を書き添えると行き違いが減ります。
○営業日後は翌営業日から1日目と数える
3営業日後と言うときは、ふつう当日は数えません。翌営業日を1日目として、3日目に当たる日が3営業日後です。
2026年10月14日(水)に注文を受けて、3営業日後に発送する場合は次のとおりです。
| 数え方 | 日付 |
|---|---|
| 1営業日目 | 10月15日(木) |
| 2営業日目 | 10月16日(金) |
| 3営業日目 | 10月19日(月) |
土日の2日を飛ばすので、カレンダー上では5日後になります。3営業日以内なら、この日までに発送すれば間に合います。
当日が休日のときも、次の営業日を1日目として数えます。2026年10月17日(土)に受けた注文なら、1営業日後は10月19日(月)です。ただし、休日の注文は翌営業日の受付として扱う、と決めている会社もあります。その場合は月曜日が起算日になり、1営業日後は10月20日(火)です。
祝日が続く月の計算例
祝日が平日に入ると、その分だけ後ろにずれます。2026年11月は3日(火)が文化の日、23日(月)が勤労感謝の日です。
| 起算日 | 5営業日後 | カレンダー上の日数 |
|---|---|---|
| 10月30日(金) | 11月9日(月) | 10日後 |
| 11月18日(水) | 11月26日(木) | 8日後 |
ゴールデンウィークのように祝日が続く時期は、さらに大きくずれます。2027年4月28日(水)から5営業日後は5月11日(火)で、カレンダー上は13日後です。
年末年始をまたぐときは休業日を確かめる
年末年始の休みは会社ごとに違います。目安になるのは次の2つです。
- 官公庁: 12月29日から1月3日まで(行政機関の休日に関する法律)
- 銀行: 12月31日から1月3日まで(銀行法施行令5条)
12月29日と30日は、官公庁は休みでも銀行は営業しています。振込の期限を数えるときは、銀行の休業日で数えるほうが実態に合います。
12月29日から1月3日を休みとして、2026年12月25日(金)から5営業日後を数えると1月7日(木)です。年末年始を休みにしないで数えると1月4日(月)になり、大きく変わります。
期間の営業日数を数える
ある日からある日までに営業日が何日あるかを数えることもあります。このときは、初日を含めるかどうかで1日ずれます。
2026年11月の1日から30日までの営業日数は、土日と祝日2日を除いて19日です。11月1日は日曜日なので、初日を含めても含めなくても同じ日数になります。
初日が平日の場合は差が出ます。11月2日(月)から11月30日までなら、初日を含めると19日、含めないと18日です。勤務日数や工期のように初日から数えるものは、含める数え方を使います。
Excelで営業日を計算する関数
Excelでは、次の2つの関数がよく使われます。
| 関数 | 求めるもの | 書き方 |
|---|---|---|
| WORKDAY | ○営業日後・前の日付 | =WORKDAY(開始日, 日数, [祝日]) |
| NETWORKDAYS | 期間の営業日数 | =NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祝日]) |
WORKDAYは、開始日を数えずに翌営業日から数えます。日数をマイナスにすると、○営業日前の日付になります。NETWORKDAYSは、開始日と終了日の両方を含めて数えます。
どちらも、祝日は自動では除かれません。祝日の一覧を別のセル範囲に入力して、3つめの引数に指定する必要があります。この一覧を毎年更新し忘れると、祝日を営業日として数えてしまいます。
土曜も営業する会社では、休みの曜日を指定できるWORKDAY.INTL関数とNETWORKDAYS.INTL関数を使います。年末年始などの会社独自の休みも、祝日の一覧に加えておけば除けます。
ツールで営業日を計算する
支払期日・営業日 計算では、開始日と営業日数を入れると、○営業日後・前の日付を表示します。期間の営業日数と暦日数も同時に出ます。祝日は内閣府の一覧をもとに2025年から2027年まで入っています。次の点は画面で切り替えられます。
- 年末年始12月29日から1月3日を休みにするか
- 土曜を営業日にするか
- 期間の計算で初日を含めるか
銀行の休業日で数えたいときは、年末年始を休みにしない設定で計算します。そのうえで、12月31日から1月3日に当たっていないかを確かめてください。
よくある質問
営業日と稼働日は違いますか
どちらも休日を除いた日を指し、ほぼ同じ意味で使われます。会社によっては、営業日は店舗や窓口が開いている日、稼働日は工場や作業が動いている日、と使い分けることもあります。取引先と数え方がずれそうなときは、具体的な日付で確かめるのが確実です。
3営業日以内と3営業日後は同じ日ですか
期限の最終日は同じ日です。3営業日以内は、その日までのどこかで対応するという意味です。3営業日後は、その日に対応するという意味で使われることが多いです。
振替休日も営業日から除きますか
振替休日は国民の祝日に関する法律で休日とされているので、祝日と同じように除くのが一般的です。ツールの祝日データにも、振替休日と国民の休日を含めています。
支払期日・営業日 計算ツールを開く締め日から支払期日を求め、営業日や日付の加減算を行います。
出典
2026年10月17日時点の制度にもとづいて書いています。計算例の数字は、このサイトのツールと同じ計算で出しています。